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「国連を支える世界こども未来会議」プロジェクトイベント
07/17/24
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ニューヨークの国連本部にて、「国連を支える世界こども未来会議」プロジェクトイベント(The Children’s Conference of the Future in Support of the United Nations The Project Event in New York 2024)が7月17日(水)に開催されました。
「国連を支える世界こども未来会議」は、世界の子供たちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合うピースコミュニケーションの場として、 2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタートしました。
今回国連本部にて行なわれたプロジェクトイベントでは、日本から訪れた代表の小中学生9名のキッズアンバサダーが、今年3月24日に東京都庁大会議場で開催された「第4回国連を支える世界こども未来会議」で考えた、平和実現や気候変動解決に向けたアイデアを発表しました。
また、UNHCR(United Nations High Commissioner for Refugees)親善大使を務め、「国連を支える世界こども未来会議」のボードメンバーでもあるギタリストのMIYAVI氏がライブパフォーマンスを行い、自身がプロデュースした「国連を支える世界こども未来会議」のテーマソング「That‘s What I’m Gonna Be」を子供たちともに披露しました。
7月18日(木)にはキッズアンバサダーの9名の子供たちが日本クラブを訪れ、ニューヨークで活躍するアーティストのKoh氏の指導のもと、平和をテーマにしたアート作品を作成しました。これからKoh氏が子供たちが作成させた絵にリンクする絵を作成し、それらを繋げて、1つの作品として完成します。この作品は来年のEXPO 2025 大阪・関西万博で展示されます。
Koh
アーティスト(プロフィール)Peace とは?と考えた時にやはり大人と子供でも違うし、個人個人のPeace があるので、今回は子供たち1人1人に自由に描いてもらいました。蟹を描く子供と、音楽を描く子供が多く、蟹を今までPeace のシンボルと考えた事がなかったので新鮮でした(笑)。しかも黄色い蟹とか、その発想が面白かったです。
制作中、子供達の個性がいろいろで、前日のUNで観た緊張した優等生な子供達とは真逆で、アート制作に夢中になって1人の世界の子や、はしゃぎながら描く子、etc..。子供は個性豊かで可愛くて、こちらも幸せな気持ちになりました。
EXPO 2025のテーマは 「いのち輝く未来社会のデザイン」。人間1人1人が、自らの望む生き方を考え、それぞれの可能性を最大限に発揮できるようにするとともに、こうした生き方を支える持続可能な社会を、国際社会が共創していくことを推し進めるものです。子供たちが描いた絵には、未来社会へのそれぞれの思いが込められています。