展覧会
日本クラブ創立110周年記念
「ドクターノグチのニューヨーク・ニューヨーク」展
1900年野口英世は大きな志を持ち、アメリカの地を踏みました。ペンシルバニア大学を経てフレキスナー博士の招きによりロックフェラー医学研究所に籍を置いた英世は、高層ビルが立ち並ぶマンハッタンでの研究生活を始めました。アメリカを象徴するマンハッタンをニューヨークの人々は「ニューヨーク・ニューヨーク」と呼び、英世はここで一途に研究に勤しみました。
英世の梅毒スピロヘータの研究は、当時の医学界で大きな話題となり高く評価されました。 ヨーロッパの講演旅行に招聘され、またノーベル賞の候補にも挙がりました。研究所での生活とともに、英世はアメリカ社会の中で政界、財界などとも交友を深め、日米の友好関係と日本人の地位向上をめざし、日本倶楽部(現日本クラブ)などの活動に積極的に参加致しました。
野口英世博士が故郷猪苗代の恩師小林栄先生に贈ったニューヨークの写真集には、高層ビルが立ち並ぶマンハッタンの風景が紹介されていました。野口博士はこのニューヨークを第二の故郷としました。
本展では、1905年にロックフェラー医学研究所の一員としてニューヨークに移り、1928年に殉職するまでの24年間の生活と交友などをご紹介致します。野口博士が実際に使用していた顕微鏡や、自筆の履歴書、アルバムなど、極めて貴重な展示品を予定しています。
主催 日本クラブ
共催 公益財団法人野口英世記念会
協賛 JCC Fund (ニューヨーク日本商工会議所)、米国日本通運株式会社
後援 在ニューヨーク日本国総領事館、国際交流基金日本文化センター、ロックフェラー大学、
ロックフェラーアーカイブセンター、ニューヨーク野口英世記念会
日本クラブ110周年関連事業後援:
米国三井物産株式会社、双日米国会社、米州住友商事会社、北米三菱商事会社
会期 | 2015年10月29日(木) ~ 11月23日(月) |
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開催時間 | 10:00 am - 6:00 pm (月~金) 10:00 am – 5:00 pm (土) |
場所 | 場所:日本ギャラリー 於:日本クラブ 145 West 57th street, 7th Floor, New York, NY 10019 |
入館料 | 無料 |
詳細 | Tel (212) 581-2223 E-mail: info@nipponclub.org URL: www.nipponclub.org |