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展覧会

田島享央己木彫展 ~花も嵐もお彫刻~
(日本クラブ主催)

仏師の流れを汲む彫刻一家の五代目に生まれた田島享央己(たじまたかおき)氏。初めて鑿を握ったのは0歳の時、そう言って過言ではない環境で、好奇心旺盛に育ちました。「プロレスラーやエッセイスト、ロックンローラーになりたかった」享央己氏ですが、幼稚園の文集に記した将来の夢は、その時すで彫刻家でした。

享央己氏の作品はマリオネットから造形美術、写実的な女性像と実にさまざまですが、なかでも人気を博するのが二頭身の木彫作品です。日本の文化としてアニメや漫画が取り上げられますが、多くの二頭身キャラクターが存在しています。ハローキティー、ドラえもん、ビックリマン。。。。 また、現在では現代アートの中でも、「kawaii」カルチャーと共に、二頭身は日本カルチャーとは切り離す事が出来ない要素の一つとなっています。享央己氏が生み出すキャラクター達には、そういった日本に留まらず、現代アートとして世界に発信できる感性を感じさせます。そして無機質なモチーフでも、享央己氏が木から彫りだし、色を塗って、目鼻をつけると、そこには世界にたった一つの存在が現れ、活き活きと「命」を主張し始めます。

日々、新しい命(作品)をこの世に生み出すことに励む享央己氏のエネルギーには目を見張るものがあります。そんな彼のキャラクターと作品に魅了された人々が新作を待ち望み、作品を手に入れようと列を作るほどの人気ぶりとなっています。また、今年2月には初の著書を出版、すぐに重版になりました。また、来年の3月には、日本最大のアートフェア アートフェア東京に出品する事が決定しています。

これまで芸術の世界にしか存在しないと思っていた彫刻を、日常生活の、しかもすぐそこにあるものにした享央己氏の功績はとても大きいと言えます。現代日本のアート界に於ける異端児であると同時に、これからの新しいアート界を引っ張っていくアーティストでもある田島享央己氏とその作品を、いち早くニューヨークでご紹介します。日本人のみならず、米国人、いや世界のアート愛好家が足を運ぶ展覧会になること間違いありません。本展では、約50点のユーモラスでなんとも可愛らしい生き物たち(作品)を展観します。


シドロモドロお彫刻ワークショップ @ 日本クラブ
(満席につき受付締切りました)

練り製品でお馴染みの「ちくわ」を制作します。

講 師:田島享央己
日 時:2020年1月25日(土)午後1時30分~3時30分
定 員:20名様まで
受講料:会員$20、非会員$30
材料費:$35
材 料:クスノキ、蜜蝋、アクリル絵の具等
持ち物:耐切創手袋、エプロン

田島享央己経歴:1973年千葉県生まれ、2000年愛知県立芸術大学美術学部彫刻科卒業。現在新制作協会会員、南青山にて「シドロモドロお彫刻教室」を主宰する。99年国際瀧冨士美術賞受賞、09年北の動物大賞展大賞受賞、14年第78回・16年第80回記念新制作展新作家賞受賞。2月12日河出書房新社より自身初となる著書『シドロモドロ工作所のはじめてのお彫刻教室』を発売、出版にあわせて2月21日~3月22日代官山蔦屋書店にて個展「田島享央己木彫展~彼は何故これを彫ったのか?~」を開催。

会期 2020年1月23日(木)- 2月5日(水)
開催時間 10:00 am - 6:00 pm (月-金) 10:00 am – 5:00 pm (土) 日休
場所 日本ギャラリー 於:日本クラブ 7階
145 West 57th Street, 7th Floor, New York, NY 10019
入館料 入場無料
詳細 Tel:(212)581-2223 Fax(212)581-3332
E-mail: info@nipponclub.org 

協力:ニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウン、HIS

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