展覧会
野村直樹オリジナル着物展
日本ギャラリーでは来る5月8日より、半世紀近くにわたり京友禅デザイナーとして活躍している野村直樹氏のオリジナル着物展を開催いたします。今年のテーマは『花鳥風月』 。花鳥風月は、自然の中にある美しい風物の全てを象徴的に表した言葉です。
花、鳥はもちろん、風や月にも季節ごとの趣が有り、美しさは微妙に異なります。春風は東風、秋の風は野分。春の月は朧月、秋は中秋の名月、など季節に応じて美しく変化する自然の風物を17点の新作着物で表現します。
野村が作り上げる着物は、伝統的な染色技法の「暈し染」を用い、落ち着いた中にも華やかな作品が多く、日本古来の雅の世界を追求しながら、現代女性たちに優雅な美の世界を提案し続けています。野村氏が着物を作る上でのモットーは 「見て美しい、着て更に美しいこと」だと言います。
格調高い和装美にモダンの薫りを漂わせる野村の着物。是非この機会に本物の着物を見て感じて頂ければ幸いです。
野村 直樹
幼い頃より絵画、美術に興味を持ち基礎のデッサンからはじめ日本画を習い始める。その後祖父の影響で着物のデザインに興味を持つ。京都の着物問屋に約10年間勤務の後1980年に独立。その後オリジナルの着物の作成をはじめる。1993年オペラの舞台衣装を手がける。1998年頃よりヨーロッパにて展示会の開催など海外に進出。2004年ニューヨークメトロポリタン博物館に着物コレクションを寄贈。2007年、日本ギャラリーで『京の四季』展を開催、現在に至る。
会期 | 5/8(火)~ 5/14(月) |
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開催時間 | 月~金 10:00 am~6:00 pm 土 10:00 am~5:00 pm 最終日(14日)は、午後4時で終了致します。 |
場所 | 日本クラブ7階ギャラリー 145 West 57th street, New York, NY 10019 |
入館料 | Admission: Free |
詳細 |