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展覧会

華麗なる日本の美術工芸 美の匠

日本ギャラリーでは、「華麗なる日本の美術工芸 美の匠」と題する、卓越した日本の美術工芸品を展示する展覧会を開催します。本展では、江戸時代から現代までの200年の間に、主に帝室技芸員(ていしつぎげいいん)や人間国宝により制作された七宝、陶器、漆器などで表現した生き物 (動物や魚) をモチーフとした作品を展示致します。

江戸時代、徳川幕府による安定した政権のもとで、日本の工芸は著しく発展しました。江戸から明治に時代が移ると、将軍家や大名の後ろ盾を失った工人たちは、皇室などの支援により、優秀な美術家や工芸家に育成されました。戦前の宮内省は、帝室技芸員制度により、卓越した技術を持つ美術家・工芸家に、帝室からの栄誉を与えてこれを保護し、更に斯界の奨励、発展を図ろうとしました。戦後この制度が廃止されるまでに79名の帝室技芸員が誕生しました。これにより、江戸時代に培われた技法は、いっそう精巧を極め、外国における博覧会で絶賛されるに至りました。本展では、江戸時代後期から昭和初期までの作品を主に展示し、これらの名工たちの優れた意匠や技をご紹介いたします。

七宝部門の帝室技芸員である並河靖之や濤川惣助、安藤重兵衛の作品、また京都の稲葉七穂によるキジの香炉、金工作家の津田永寿による銅の白熊の置物 、更には、純銀製ミミズクの香炉は必見です。

また、本展では無名作家の作品も展示する予定です。どの作品も皆繊細で洗練された美しさを持った名品ばかりです。是非、ご来場頂き、日本が世界に誇る最高峰レベルの美術工芸品をお楽しみ下さい。

会期:3/17(土)~24(土)
開館時間:月~金 10:00~18:00、土 10:00~17:00、日曜閉館
入場無料

■特別講演会
ロスアンゼルスカウンティ美術館 日本美術学芸員のホリス・ゴダ-ル女史氏をお迎えし、「生き物をモチーフにした日本の美術工芸 」についてお話を伺いする予定です。

日時:2018年3月19日(月) 午後4時から午後5時
入場無料(要予約):日本クラブ事務局本多まで yhonda@nipponclub.org

華麗なる日本の美術工芸 美の匠
主催:日本クラブ
Organized by Oriental Treasure Box and Orientations Gallery

会期 3/17 (Sat)-3/24 (Sat)
開催時間 Monday-Friday 10:00 am-6:00 pm
Saturday 10:00 am-5:00 pm
Sunday closed
場所 Nippon Gallery, Nippon Club 7th floor
145 West 57th Street, New York, NY 10019
入館料 Admission: Free
詳細

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