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展覧会

竹内修青銅アートオブジェ・イン・ニューヨーク展
「金のことば」&C-アート

日本ギャラリーでは、12月1日より、金剛仏像の製作で知られる竹内修(たけうち・おさむ)氏を迎え、竹内修青銅アートオブジェ・イン・ニューヨーク展「金のことば」&C-アートと題した展覧会を開催致します。
 
人体を初めとする自然界の動物や魚、植物の花や葉、幹等のほとんど全ての形は、アルファベットのCに似た曲線から始まり、その組み合せによって作られていると竹内氏は考えています。音階の始まりが、“C”であったり、人間社会の始まりである「交わり」(Communication)や「概念」(Concept)の頭文字がCであることは、素晴らしい偶然(Coincidence)であると竹内氏は思っています。
 
そのC型の曲線を立体的にし、自然を最小の形で表現した青銅製の立体オブジェを、竹内氏はC型基本形としました。そして、C型基本形の組み合せによって、様々な思いや概念を表現し形にしたオブジェをC-アートと名付けました。竹内氏は、〝ライフ イン アート〟をモットーに、人と人、人と自然のコミュニケーションをテーマとし、現代のライフスタイルに合ったC-アートを製作しています。
 
C-アートを構成しているC型基本形は、日本が古来より培ってきた日本の美術鋳造法と金属加工技術による匠の技によって、その高い創造性と質が実現されています。従って、機械による大量生産が困難であり、それでいて汎用性もあり、芸術性が損なわれないものとなっています。C型基本形は、大小6種類の形が用意され、それらの組み合わせによって多種多様の作品が生まれます。
 
家具製造業者、インテリアデザイナー、インテリアコーディネーターなど専門家の皆様には、C型基本形及びデザインに合わせた加工の提供もさせて頂ければと竹内氏は話しています。
 
タイトルにある、「金のことば」は、竹内氏が、世の中で見たり聞いたり経験したりしてきた事を、禅ことば(主に禅語からくる成語)と、C-アートで表現し、解釈を加えた「アートとことばの作品集」で、2015年に刊行されました。
 
本展では、上述の作品集「金のことば」から厳選したオブジェ16点と、テーブル2点を展示致します。
 
ニューヨーク、パリ、ロンドン、ドバイ、東京等、世界各地での展覧会の開催を通し、竹内氏は世界の人々と親睦を深め、日本文化をより理解頂くことを願っています。
 
是非、竹内修による、独創的なC-アートの世界をお楽しみ下さい。
 
竹内修 (たけうちおさむ)
早稲田大学理工学部数学科卒。フランス国立リヨン大学経済学部数理経済科。フランス国立パリ大学大学院数理統計学科終了。都市開発、西洋美術、マーケティング、数理経済学、統計学などを研究。
 
1977 – 日本伝統美術鋳造、蝋型鋳造による仏教美術の現代社会へのアプローチを推進。
1992 – C-Art (C-アート) を発表。日本人の思う人間のあり方、人間と信頼と言葉とお金の係わり、禅仏教と美意識を表現する。
蝋型鋳造及びフラン鋳造による立体像のブロンズ製作技術、パティーナー発色技術を研究。19~20世紀におけるフランスブロンズ製作技術の研究、特に、C-アートによるミクスト・メディアで表現した立体造形オブジェに卓越した才能を発揮し、伝統工芸産業の発展に影響を与えている。
 

会期 2016年12月1日(木)-12月14日(水)
開催時間 10:00 am - 6:00 pm (月-金) 10:00 am – 5:00 pm (土) 
場所 場所 日本ギャラリー 於:日本クラブ 7階 
145 West 57th Street, 7th Floor, New York, NY 10019
入館料 無料
詳細 詳細 Tel:(212)581-2223 Fax: (212) 581-3332
E-mail: info@nipponclub.org URL: www.nipponclub.org

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