展覧会
浄法寺塗り展覧会~にのへシティフェア in ニューヨーク 2017
日本ギャラリーでは、10月20日(金)と10月21日(土)の2日間、岩手県二戸(にのへ)市が世界に誇る漆、「浄法寺(じょうぼうじ)塗り展覧会」を開催致します。
二戸市は岩手県内陸北部に位置する人口約3万人の小さな町で、国産漆生産量の約7割を占める日本一の生産地です。日常の器として使用されてきた「浄法寺漆」の起源は古刹天台寺にあるといわれ、現代の塗師達も浄法寺漆にこだわって日々の暮らしに根付いた漆器を作り続けています。
また、漆掻き職人たちによってウルシの木から一滴一滴採取される「浄法寺漆」は最高質の漆として知られ、日本各地の漆器や漆工芸品に使用されているほか、世界遺産に登録されている鹿苑寺金閣、中尊寺金色堂、日光東照宮など、日本の代表的な国宝建造物の修復、保存でも重要な役割を果たしています。
会期:
2017年10月20日(金) 午前10時〜午後6時
2017年10月21日(土) 午前10時〜午後5時
(下記セミナー中の午後2時〜午後3時半は除く)
場所: 日本クラブ7階 日本ギャラリー
入場料: 無料
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セミナー「日本の漆とその工芸について」
展覧会2日目の10月21日(土)午後2時より3時半まで、「日本の漆とその工芸について」セミナーを開催いたします。詳細は下記の通りです。
場所: 日本クラブ7階 日本ギャラリー
日時:2017年10月21日(土) 午後2時〜午後3時半 (開場・受付午後1時半)
要予約:定員40名様。お席に限りがございますので、お早めにお申し込み下さい。
参加費用:無料
参加申込:以下のEventbrite 特設ページ(リンク)よりお申し込みください。
https://joboji2017.eventbrite.com
講師:町田俊一(まちだとしかず)
町田俊一漆芸研究所・工房 lakka puu代表、浄法寺漆認証委員会委員長、日本文化財漆協会、日本工芸会、日本デザイン学会所属 千葉大学大学院博士
(学術)論文「地域の伝統的工芸品産業へのデザイン活用・展開~浄法寺漆器産業の復興を事例として~」 自身の作品も国内で多数受賞しているほか、新しい浄法寺漆器の開発や技術者の育成にも従事。
主催: 岩手県二戸市、にのへブランド海外発信事業実行委員会
総合企画・実施:フォーカスアメリカコーポレーション
協力:サケディスカバリーズLLC
会期 | 10/20 (Fri) -10/21 (Sat) |
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開催時間 | 10/20 (Fri) 10:00 am-18:00 pm 10/21 (Fri) 10:00 am-17:00 pm |
場所 | The Nippon Gallery (The Nippon Club 7th floor) |
入館料 | Admission: Free |
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