展覧会
江戸からの豆おもちゃ展
日本ギャラリーでは江戸っ子の遊び心をくすぐる粋で洒落た江戸趣味小玩具を70点以上展示いたします。本展覧会では江戸末期より続く浅草仲見世通りの老舗「助六」が厳選した江戸の小さな玩具を通し、江戸の庶民の暮らし、風情や風流を伝えるほか、語り継がれてきた謂れもお楽しみ頂きます。当時の庶民の居住空間(長屋)にもマッチする精巧で小さな玩具を展示することにより、日本の伝統的な手わざの質の高さと、小さなものを慈しむ日本人の心を紹介します。ご来場者には、虫眼鏡を手に作品をお楽しみ頂く予定です。
展示協力
1. 「助六」 助六コレクションより、江戸時代から浅草に伝承されている精巧な細工ほどこした小さなおもちゃを展示。
2. 公文教育研究会 「子ども文化史料」より7点の浮世絵のレプリカを展示。
3. 松山祐子 (和紙造形作家) 江戸の花文化を紹介。江戸時代に品種改良されて受け継がれてきた代表の花々を展示。
4. 吉徳 吉徳コレクションより、十二支の羽子板を、助六の十二支のおもちゃと共に展示。
5. 鷲見氏(すみし) 鷲見氏代々のコレクションより、特にイキとイナセを謳われた江戸町火消の心意気 を表現している火事袢纏を、火消玩具のディスプレイとして展示。
会期 2018年6月28日(木)~7月25日(水)
場所 日本クラブ7階日本ギャラリー
時間 月~金10:00 am~6:00 pm、土10:00 am~5:00 pm、日曜休館
詳細 Tel (212) 581-2223 E-mail info@nipponclub.org
入場無料
■ ワークショップ 『とんだりはねたり』の助六豆おもちゃ 制作
(幅30mm、人形高さ30mm、奥行き55mm)
日時: 2018年6月30日(土) 午後1時30分~3時30分
参加費: 会員$10/ゲスト$15 +材料費$15
定員: 20名
顔描きから色塗り、竹と糸で仕掛けを作り仕上げます。六代目助六店主木村光良氏による浅草の話を交えながらの楽しいワークショップです。顔は歌舞伎隈取の見本の中から各自選び、細筆で練習してから人形への顔描きをします。竹と糸の仕掛で助六が宙返りをして着地します。被っていた笠が飛んで、ハンサムな助六さんのお顔が拝めます。「待ってました、成田屋!」
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主催:日本クラブ
協賛:JCC Fund (ニューヨーク日本商工会議所)
協力:在ニューヨーク日本国総領事館、国際交流基金日本文化センター
監修:木村吉隆 (「助六」五代目店主)、山田英幸 (博報堂クリエイティブディレクター、仕覆作家)
ゲストキュレーター:林祥子
会期 | 6/28 (Thu)-7/25 (Wed) |
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開催時間 | 月~金10:00 am~6:00 pm 土10:00 am~5:00 pm 日曜休館 |
場所 | 日本クラブ7階日本ギャラリー 145 West 57th Street, 7th Floor New York, NY 10019 |
入館料 | Admission: Free |
詳細 |