徳弘亨子ステンドグラス アート展
「癒しの灯り・ステンドグラスの世界」

日本ギャラリーでは、来る2016年 10月7日(金)と10月8日(土)の両日、ニューヨークで「ステンドグラス教室」を主宰し、また日本クラブカルチャー講座でもステンドグラス講座を担当している徳弘亨子による、「癒しの灯り・ステンドグラスの世界」展を開催致します。　
 
ステンドグラスは5世紀にフランスの文献に出てきており、1500年以上の歴史があります。 当時は宗教的な意味合いが深く、字の読めない人々のために「神の教え」を絵物語として表わすために作られ、多くの人々に癒しを与えてきました。19世紀末のティファニーの登場により、これまでのステンドグラスの手法を超えた技術と表現で、その芸術性が再評価されました。
 
徳弘は27年前にメトロポリタン美術館を訪れ、ティファニーの作品に巡り会い感銘を受け、米国でステンドグラスの技術を習得しました。以来、ガラスの美しさに魅了され、『光と色彩の世界』を創る仕事を続けてきました。そして、これまでに日米で約300名の生徒指導を行っています。
 
本展では西洋のステンドグラスと、「日本の伝統・美の感性・心」が繊細に組み合わされた徳弘享子の独創的な作品が展示されます。エレガントで、それでいて鮮やかな色彩に特徴がある徳弘の作品の色は、絵画を描くように直感で選ぶといいます。
 
オリジナルウィンドウ・パネル（四季）を含め、オリジナルランプやティファニーランプなど大小併せて25点が展示される予定です。
 
是非、この機会に徳弘享子による華麗な「癒しの灯り・ステンドグラスの世界」をお楽しみ下さい。
 
徳弘亨子 (とくひろ　きょうこ) プロフィール
1987年： 渡米 (サンノゼ・カルフォルニア州)
1990年：ステンドグラス技法を習得 (アメリカ人と日本人の2人に指導を受ける)
1993年：シカゴに移住、Kyoko Stained Glass Art Studio・ステンドグラス教室開催
1996年： 東京 Westin Hotel にて初めての作品展示会を開催
2002年〜2008年： 東京・自由が丘教室開催 (米国と日本、両国で指導する)
2002〜2005年：自由が丘「よみうり文化センター」講師を務める
2002〜2006年：「成城三井モデルハウス」にて生徒作品展示会開催
2003年： テレビ朝日・朝番組「やじうまプラス」にて作品展示会を紹介される
2005年〜2006年： 日本手工芸美術展に入選 (東京都美術館)
2007年〜： ライ・ブルック(ニューヨーク州)に移住 NYでステンドグラス教室を開催
毎年6月に生徒作品展示会を開催
2011年〜： 日本クラブ カルチャー講座で短期講座(年2回)の講師に就任
2012年： TVジャパン「Just Try」に出演し、ステンドグラスの製作過程を紹介
2013年： NY ジャピオン誌に2回 掲載される
2015年： NY ジャピオン誌にて教室紹介される