展覧会
大平沙来写真展 「カムロギ カムロミ」
ガーデンデザイナーでもある大平氏は、おもに寺社仏閣や植物を撮っていくなかで、バランスを大きく欠いた地球環境が蘇生するには、この星の守り手である人間の陰陽バランスがまず調和されるべきだと気づきました。人々がシンメトリー(陰陽調和)の写真を観ることによって、細胞の一つひとつの水がバランスを取り戻しはじめるのではないか、という可能性を見い出したのです。被写体が一瞬にして左右対称に切り取られる「カムロギ カムロミ」作品の誕生です。(「カムロギ」とは日本神道における陽・火・男性の祖神、「カムロミ」とは同じく陰・水・女性の祖神のこと)
大平氏は「シンメトリーに触発された細胞の水は調和の波となって身体中に広がり、その響きは身体から溢れ出て大気へ、そして地球全体へ広がっていく。70%が水の人間。70%が水の地球。人間の思いは水を介して地球のエネルギーに共鳴する。これからも地球が美しく陰陽調和されることを祈りながら撮り続けていきたい」と語ります。当地でも「観る人と陰陽調和を共有したい」と、満を持してのニューヨーク初個展です。
会期中、以下のギャラリートークを開催いたします。
11月16日(木) 13:30-14:30 「水は言葉の鏡」~水からの伝言~水は心の鏡である。70%が水の人間。70%が水の地球。人間が病めば地球も病み、人間が健やかであれば地球も健やか。結晶のない水も人間が「祈る」と美しい結晶を持った水になる。
11月18日(土) 13:30-14:30 「江戸からの伝承文化:背守り」~形や縫い目には守るチカラがある~背中のツボ大椎(だいつい)は魔(邪気や風邪)が入りやすく魂が抜けやすい。家紋のある場所だが、子供の着物には家紋がないため、祖先たちは祈りを込めて背守りを縫い、命を落としやすい子供の身を守った。
11月20日(月) 13:30-14:30 「縄文古代文字で健康増進」~古代と今を結ぶ文字の叡智~日本には古代文字で書かれた御札が伊勢神宮を始め全国の神社に奉納されており、古代文字を体のツボに書くことにより筋肉の緊張や皮膚の引きつれが消え、不調が和らぐといわれる。
■大平 沙来 (おおひら さらい)
1961年 香川県生まれ。
町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー卒業後、同校福岡校にて5年間、講師を務める。
海の水質浄化資材「龍宮の遣い」開発メーカー経営。ガーデンデザイナー歴20年。
個 展
2016 カムロギ カムロミ、九州芸文館、福岡
2016 カムロギ カムロミ、オリンパスギャラリー、大阪
2015 カムロギ カムロミ、オリンパスギャラリー、東京
2015 カムロギ カムロミ、天理日独文化工房、ケルン
2011 The Beauty & Hope of Japan、台北西華ホテル、台北・台湾
グループ展
2016 9人展「刻」天理日独文化工房、ケルン
2015 2人展「第三回台湾日本国際交流写真展」台中市港区芸術中心、台中・台湾
2014 2人展「第二回台湾日本国際交流写真展」台中市陽明市政大楼芸文中庭展覧区、台中・台湾
2013 2人展「第一回台湾日本国際交流写真展」Moment Café Gallery、台中・台湾
2011 5人展「BLACK」天理日仏文化協会、パリ
2人展「祈りの写真二人展」響都ホール、京都
2人展「祈りの写真二人展」目黒パーシモンホール、東京
会期 | 11/12/2017-11/21/2017 |
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開催時間 | 月~金 10:00 am ~ 6:00 pm 土 10:00 am ~ 5:00 pm 日曜休館 |
場所 | 日本ギャラリー(日本クラブ7階) 145 West 57th Street, New York, NY 10019 |
入館料 | Admission: Free |
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