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展覧会

北古味可葉(きたこみ・かよう)墨展
「IKIRU – 昨日でもない、明日でもなく、いまの今を生きる」

写真左から:「いきる」布張り 94x178cm / 「生きる」布張り 79x190cm / 「生きる」布張り 94×189 cm

高知県在住の書道家、北古味可葉(きたこみ かよう)氏は、「生きている、生かされている!」をベースにし、国内外で精力的に個展やグループ展を開催するとともに、他ジャンルとのコラボレイトにより書の可能性を追及しています。ニューヨーク展では、「コロナ禍でもあり、遠くの戦争をリアルタイムで目にする時代の今、この一瞬を大切に生きていく」という思いで書いた大作「讃歌―生きる」をはじめ、墨と日本文化を織り交ぜながら「生きる」をテーマにした書の数々を展示します。

展覧会に先立ち、北古味氏は「日常の暮らしの中から感じるものを拾い集め、それらが生きることの喜びにあふれた人生讃歌であることを願いながら、日本の伝統をまとう墨の世界を創作しています。人種の坩堝の街、ニューヨークのエネルギーに魅了され幾度も訪れた大好きな街ニューヨークで、作品と共に多くの人に会えることが嬉しい」と話しています。

本展では、書の概念を飛び越えたユニークな作品も展示されます。一つのスタイルや考え方に捉われずに、常に新しい表現を模索している北古味可葉氏。-いつもはじまり-は、北古味氏の座右の銘ですが、本展からまた何かが始まるのが楽しみになるような展覧会です。ぜひ、ご高覧下さい。

書道家 北古味可葉(きたこみ かよう)

北古味可葉 (きたこみ かよう)
高知県生まれ 元(財)独立書人団 独立審査会員。独立書道大学3カ年。多方面で書を通した活動をする。高知市立「龍馬の生まれたまち記念館」では、講談社さしえ賞など多数受賞経歴がある故村上豊氏のイラストと共に、龍馬が生まれてから土佐を脱藩するまでのエピソードを書で紹介している。「ホテルオークラ」や「帝国ホテル」の画廊でも取り扱われる「和のアート」は世界的な人気となっている。
1994世界書美術展作家記念(東京、芸術劇場)、アート・カイト展(カナダ)(オーストラリア)出品。1997 伊野紙の博物館 (高知)以後5回:星ヶ岡アートヴィレッヂ (高知)個展、‘20まで10回、現代作家の目展(岡山)、ウォルシュ画廊(シカゴ、ダンスラボ公演舞台美術墨(高知)、マル・ウオルドンジャズ、ランタン装置(竹林寺・高知)、TAKARAギャラリー個展(ヒューストン)3回、YOSAKOI祭衣装墨書 (高知)  1999日本トルコ友好協会主催個展 (トルコ)、ハウスヴィトゲィンスタイン ブルガリア文化センター個展 (オーストリア)、詩と墨によるアートコラボレーション、アランジュファロア・吉増剛造(竹林寺・高知) 2001日本とイギリス文化祭文化庁主催(イギリス、クイーン・エリザベスホール)、日本オペラ舞台ランタン装置: 越知自然の森博物館個展(高知) 2003日仏文化センター主催、鯉のぼり世界こどもの日(パリ・パルビゾン、世界の凧展(マルセイユ)日本領事館賛助: 南フランス個展(ニーム、マルセイユ、モンペリエ、ユゼス)‘14まで継続  2007MACUF現代美術館(ラ・コルナ、スペイン)でのAna Solerとのコラボで壁面に墨書 2009伝統と現在、太鼓奏者大倉正之助舞台コラボ (高知)  2010ワセネ・コスロフとのエチオピア国立美術館での書のコラボ、学校訪問で書文化の講義・ワークショップ(エチオピア、国際交流基金助成) 2017WAKEKKO展 (高知)フランス人作家5人との野外作品コラボ 2020星ヶ岡アートヴィレッヂ個展(高知)つながる展 2020-2022ノリタケの森ギャラリー個展(名古屋) ‘20「いつもはじまり」展: ‘21「源氏物語」展: ‘22「墨響」展

会期 2022年9月15日(木)- 9月21日(水)
開催時間 10:00 am - 6:00 pm (月-金) / 10:00 am – 5:00 pm (土) / 日休
場所 日本ギャラリー (日本クラブ 7階) 
145 West 57th Street, 7th Floor, New York, NY 10019
入館料 入場無料
詳細 Tel: 212-581-2223
E-mail: gallery@nipponclub.org

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