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展覧会

中島淳一展「花と夜明け」

中島氏は9歳の時に読んだゴッホの伝記に感銘を受け、密かに画家になることを夢見るようになります。22歳でアメリカのベイラー大学に留学。英詩を書きながら、絵と版画を学びます。日本に帰国後、数々の国際展に出品し、受賞。東京の画廊を中心に精力的に作品を発表します。

33歳で自作自演の一人演劇を開始、少年の日に憧れたあのゴッホを演じ始めました。するとある日、向日葵を描きたい激しい衝動に駆られ、それをきっかけに向日葵や薔薇を描くようになりました。

そして40歳。夜明けの空に魂を奪われる体験をします。深い夜の闇を破り、地平線に太陽が昇り始める。その光は空に浮かぶ多様な雲の層を照らし出し、やがて巨大な雲を金色や朱色に染める。風に吹かれて自在に変容する雲が天使に見えたり、オリンポスの神々が下界を見下ろしているようにも見える。大自然の神が生み出す純粋な美。夜明けの空こそ究極の抽象画ではないのか。生涯をかけて描くべき彼のモチーフが決まった瞬間でした。

本展では、向日葵、薔薇、夜明けをモチーフにした作品40点を展示致します。

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中島淳一 (なかしま じゅんいち)
1975~76、米国ベイラー大学留学中に、英詩を書き、絵を描き始める。
ホアン・ミロ国際コンクール、ル・サロン展などに入選。
日仏現代美術展(1982、83年) クリティク賞、ビブリオテック・デ・ザール賞。
フィレンツェ美の奇蹟展、リッカルド・アマディ芸術大賞(1997年)
ベルサイユ市芸術名誉市民(1998年)
国際芸術交流展神戸、CEPAL金賞(2010)
国際交流展神戸、グレチマリノ国際アカデミー賞(2011)
スペイン・バルセロナ国際サロン展、国際金賞(2012)
国際芸術大賞(日仏合同)展、日仏賞(2013)
国際交流展神戸、フランス国立シャガール聖書美術館友好協会賞(2015)
日伊王朝ワインラベル古都藝術祭、イタリアワイン革新藝術金豹賞(2017)

詩集「愁夢」「ガラスの海」、英詩集「ALPHA and OMEGA」、小説に「木曜日の静かな接吻」「卑弥呼」、エッセイ集に「夢は本当の自分に出会う日の未来の記憶である」がある。

1986年より、脚本・演出・主演の一人演劇を上演。演目は「沙漠の商人」「ゴッホ」 「釈迦」「ナザレのイエス」「卑弥呼」「親鸞」「羅生門」「ハムレット」「マクベス」「吉田松陰」など45作、公演数は1500回を越え、観客数は述べ20万人を越える。また、企業をはじめ学校での各種講演でも活躍、全国各地で多彩な活動を繰り広げる異色の芸術家として注目を浴びている。福岡県福岡市在住。

会期 11/2 (Thu)-8 (Wed)
開催時間 Monday-Friday 10:00 am-18:00 pm
Saturday 10:00 am-17:00 pm
Sunday closed
場所 The Nippon Gallery at the Nippon Club 7th Floor
入館料 Admission: Free
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