ボブ・ギャッチ＆ギャッチ宮崎郁子二人展　～生きる直感～

日本ギャラリーでは、ギャッチ宮崎郁子氏とボブ・ギャッチ氏夫妻による二人展～生きる直感～を開催致します。
 
宮崎郁子氏は、5年前にあるアーティストから、「何か描いてみては？」とクレヨンと画用紙を渡されました。郁子氏にとっての絵は、学生時代の授業で少し習った程度でしたので戸惑いましたが、クレヨンの色を選び画用紙にぐるぐると幼稚園児のように描き始めました。その時に、「描く事が楽しい」と感じました。郁子氏にとっては衝撃的な出来事だったと言います。訳も分からずぐるぐると画用紙に描く作業を通して、今までになかった感覚を覚えたからです。現在は、主に岩絵の具で和紙にテーマを決めて直感で色を選び、筆が進むままに描いています。本展では、「無償の愛」「宇宙」等をテーマにした作品を展示致します。
 
ボブ・ギャッチ氏は、写真を趣味として楽しみ、カメラの技術を磨くために様々なスタイルの写真を撮っています。写真に興味を持ち始めたきっかけは13年前のハワイ旅行でした。当時はカメラで、この特別な旅の思い出を残したいという思いのみで写真を撮っていました。現在、ギャッチ氏は主にNikon D810や、時にはLeica M240で撮影し、写真家としての技術を磨いています。
 
「私たちの絵や写真が、ご覧頂いた方々に何か話しかけ、何かしらの形で交流できればと思っています。アイデアや創造性などをご来場者と分かち合い、私たちの感じている事をより強く共有して頂けることを願っています」、と二人は言います。
 
情報で溢れかえり、デジタル化された現在の世界を考えると、もしかしたら、本展のタイトル「生きる直感」だけで何かを感じて頂けるかもしれません。是非、ご来場を賜り、直感を使って絵を描き、直感を使って写真を撮る喜びとスリルを、ともにご体感下さい。また、従来の目で観る鑑賞ではなく、作品を通して、皆様に感じる体験をして頂ければ幸いです。