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展覧会

「男の装身具-根付・印籠・煙管から小柄まで」展 明日まで!

ユージン&スーザン トスクコレクション

主催:日本クラブ
協賛:JCCファンド(ニューヨーク日本商工会議所)
後援:在ニューヨーク日本国総領事館、国際交流基金日本文化センター
ゲストキュレーター:堀佐知子

黒船来航をきっかけに開国した日本は、西洋文化を貪欲に吸収し、瞬く間に近代化を果たしました。ファッションの世界でも、洋装が進み、根付、印籠・たばこ入れなど、かつて男の腰帯を飾った「装身具」を兼ねた道具も用いられなくなりました。

洗練された都会であり、日本の男性ファッションの発信地であった18世紀の江戸。男性は流行の着物に身をつつみ、入念に選んだ印籠や煙草入れなどの日用品を腰にぶら下げて持ち歩いていました。それらが落ちないように留め具として身につけられたのが、根付です。根付のデザインに工夫を凝らして裕福さやファッションセンスを表していたと言われています。

本展では、日本美術をこよなく愛し、膨大な数の工芸品を蒐集した有機化学者故ユージン・トスク氏と、夫亡き後、そのコレクションを受け継ぎ、自らも甚大な数の蒐集を続けている妻のスーザン・トスク氏のコレクションより、江戸時代から明治初期にかけて制作された、選りすぐりの根付とともに、緒締、印籠、喫煙具を展示します。

また武士の小道具である、鐔(つば)、縁頭(ふちかしら)、小柄(こづか)なども併せて展示し、江戸期から明治期にかけての日本の男性たちのお洒落心を垣間見ると同時に、名匠たちの優れた技を紹介します。

お問い合わせ:212-581-2223

堀佐知子 (ほり さちこ)
1993年 クリステイーズロンドン日本美術部インターンを始める
1996年 クリステイーズロンドン日本美術部でアシスタントスペシャルリス トとなる
1997年 クリステイーズ   ニューヨークに転勤
1998年 クリスティーズニューヨーク日本美術部門バイスプレジデント
1999年~2009年 サザビーズニューヨーク日本美術部門バイスプレジデント
2009年~現在 サザビーズ日本美術コンサルタント
Sachiko Hori Fine Art を設立

執筆、記事
“The Roles of women of the samurai class” (武家社会による女性の役割)ダラス、テキサス、Gabriel Barbier-Mueller collection 2011 (出版 Yale University press, New Haven and London)、“アートとオークション”   美術フォーラム21 ボリュームIII, 2000(出版   醍醐書房、京都)

会期 1/25/2018-2/21/2018
開催時間 Monday - Friday 10:00-18:00
Saturday 10:00-17:00
Sunday closed
場所 The Nippon Gallery at The Nippon Club
145 West 57th Street, 7th Floor, New York, NY 10019
入館料 Admission: Free
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