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展覧会

「光華」- 書家近藤朱鳳と3人のアーティスト李亜輝 (ニ胡奏者)、中山智介 (画家)、鈴木明子(万華鏡作家)

日本ギャラリーでは、9月12日(木)より、書道家近藤朱鳳による日本ギャラリー4度目の展覧会を開催いたします。今年は、「光華(こうか)」をテーマに、画家の中山智介、万華鏡作家の鈴木明子、二胡奏者の李亜輝の三人のアーティストとのコラボレーションを行います。

「光華」は、光輝くこと。一人ひとりの輝きを意味します。文字や言葉は光となって人生を照らし 絵は目から心に届いて人に寄り添い  万華鏡は輝く花のように人を笑顔にします。人生の中で 偶然出会った言葉や絵や音楽に癒されたり、勇気づけられたり、、、は誰でも経験があることかと思います。近藤朱鳳の書、中山智介の絵、鈴木明子の万華鏡を通して それぞれの作家の思いが一つになります。そして、その空間を包み込む胡弓の音色は皆様を魅了することでしょう。

会期中、毎日午後1時半から午後3時半まで、4人のアーティストによるワークショップ(入場無料)を開催致します。ワークショップでは、二胡奏者の李亜輝氏が、皆様のリクエストにお答えし曲を奏でます。是非、ご来場下さい。

近藤 朱鳳 (こんどう しゅほう)
朱鳳のルーツは遡ること江戸時代、江戸幕府第14代征夷大将軍 徳川家茂に儒学や書道を教えていた近藤雀山である。文献によると雀山は、儒学・書道のみならず、あらゆる芸術文化に精通していた人物としての記述がある。雀山は江戸幕府崩壊後、今の静岡県富士宮市に芙蓉学塾を開き、多くの優れた人材を輩出した。また雀山の妻・君子は、明治天皇の妃・昭憲皇太后の和歌の師でもあったと伝えられている。雀山の曾孫にあたる近藤露石は、朱鳳の父であり書の師である。露石の父は、京都嵯峨野において金森流抹茶総家として活動していた芙雪庵幽芳齋である。伝統書家であった父・露石より書の素晴らしさを学び、伝統的な「書」を継承しつつ研鑽を続け朱鳳の「書」の世界を確立した。その「書」は世界でも芸術として高く評価されている。

李 亜輝 (り あき)
日本二胡(胡弓)学会理事。日本二胡振興会理事。二胡演奏家、二胡指導者として合奏団の指導監督を務める一方、日中文化芸術交流、異文化交流など多数の社会貢献活動を実施。日本では、朱鳳との二十年に亘るパフォーマンス活動を行っている。

中山 智介 (なかやま ともすけ)
東京藝術大学大学院修了。日仏現代美術展入選サロン・コンパレゾン賞1席受賞を始め、数々の賞を受賞。国画会会員。日本美術家連盟会員。 1990年以降、毎年個展を開催し、現在まで日本やヨーロッパで137回の個展を開催。油彩画家ではあるが、洋画・日本画・コラージュなど、描く世界は自由で、ジャンルにこだわらない作品を制作。作品には日本伝統材料の銀箔とフランスペベオ社製のヴィトラーュ(アルキド樹脂絵の具)を使用。銀箔の上にヴィトラーュを塗ると、銀箔の奥深い輝きと、ヴィトラーュの透明感のある発色の良い色とが重なる。本展では、画面の奥から来る輝きが、光を浴びたステンドグラスのように見え、発光した透明感の美しさが際立つ作品群を展示予定。

鈴木 明子 (すずき あきこ)
2003年アートとしての万華鏡と出会い創作をはじめる。その翌年カレイドスコープ フォトン設立。2010年初の個展となる『鈴木明子万華鏡展』(三木堀光美術館)を開催。2015年には、アメリカでおこなわれる Brewster Kaleidoscope Society に初参加。2017年には、初の日本開催となる万華鏡京都世界大会でのプレゼントスコープ担当。2018年京都仏具師との共同作品で、京都市長賞受賞。2019年 アメリカ ストラスモア展には審査委員賞受賞。

会期 9/12 (Thu)-9/18 (Wed)
開催時間 Monday-Friday 10:00-18:00
Saturday 10:00-17:00
Sunday Closed
場所 Nippon Gallery
Nippon Club 7th Floor
145 West 57th Street, New York, NY 10019
入館料 Free
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