ウェビナー ニューヨーク日本人教育審議会の教育相談室相談員に聞く「パンデミックの中での子どもの学習と心の支援&親のセルフケアの重要性について」
日時:7月9日(木)7〜8PM EST
参加費:無料
(任意で医療従事者へのお弁当プロジェクトへ寄付)
パンデミックによって、子どもを取り巻く生活環境が大きく変わりました。3月に突然決まった休校の措置は長期化し、そのまま夏休みを迎えました。先行きが不透明な状況の中、不安や焦りは募るばかりです。子どもの生活の乱れや健康上の問題、学習の遅れなど、親にとって心配は増えていきます。
依然続く厳しい状況下、大人も子どもも大なり小なりのストレスを抱えているのではないでしょうか。日本クラブでは、ニューヨーク州認定スクール・サイコロジストのバーンズ亀山静子氏と、ニューヨーク州認定クリニカル・サイコロジストの森真佐子氏をお迎えし、親と子どもの心のケアを中心にお話を伺います。
日頃から子育てや子どもの適応についてご相談をお受けしているお二人のサイコロジストのお話を聞きながら、一緒に効果的な方法を考えてみませんか。ウェビナーでは、Q&Aの時間も設けています。
トピック 1
「パンデミックの中で子どもの学習と心を支援する」
バーンズ亀山静子(Shizuko K. Barnes)
現地校も日本人学校も3月から学校が開かないまま、オンライン学習が続きました。自宅待機と休校が長引くことで、親御さんには、お子さんの学習支援から生活面のしつけ、精神面でのケアも必要となり大変です。何か月も続いた自粛生活で親子双方に大きなストレスを抱えている家庭も多くなっています。社会は再開に向かっていますがこの先どうなるかは不透明で、学校に至っては夏以降の動向もまだわからないままです。そんな状況の中でどんなことに気をつけて夏を過ごしたらよいか、みなさんで一緒に考えていきませんか。
プロフィール:バーンズ亀山静子(Shizuko K. Barnes)
ニューヨーク州認定スクールサイコロジスト。同州の特別支援教育の教師資格も持つ。現地の教育委員会を通じ、幼稚園から高校まで現地校・日本人学校を問わず家庭で日本語で話す子どもの発達・教育・適応に関しての仕事に携わる。おもに心理教育アセスメント、学校のスタッフや保護者とのコンサルテーション、子どもの指導やカウンセリングなどを行う。ニューヨーク日本人教育審議会・教育文化交流センター教育相談室の相談員。ニュージャージー日本人学校、ニューヨーク補習授業校のスクールカウンセラー。早稲田大学大学院、東京家政大学大学院の非常勤講師。
トピック 2
「パンデミックの中での親のセルフケアの重要性」
森真佐子(Masako Mori, Ph.D.)
アメリカの心理学研究により、親の心理状態は子どものそれに大きく影響を与えることがわかっています。パンデミックという非常事態の中、まだまだ先が見えない状態が続いています。今後も子ども達に必要な学習の支援や生活面でのしつけ、心のサポートをしていくために、親ごさんご自身がセルフケアに気をつけることが大切です。ウェビナーではエビデンスに基づいた効果的なセルフケアの方法をご紹介します。どうぞご参加ください。
プロフィール: 森 真佐子(Masako Mori, Ph.D.)
ニューヨーク州認定クリニカル・サイコロジスト (臨床心理学博士)
ニューヨーク日本人教育審議会教育文化交流センター教育相談室相談員
おもにニューヨーク周辺地域で暮らす幼児から高校生までの日本人または日本語を話す子ども達と保護者を対象に子どもの発達と心のケア、教育に関する相談のほか、補習授業校や日本人学校の教員を対象に、子どもの心のケアや発達障害、特別支援教育に関する研修会やワークショップを実施し、保護者向けの講演会も随時行っている。また、2003年より毎年アメリカ心理学会他、日米の心理学会において研究発表を行っており、これまでも子どものアイデンティティと自己肯定感の関係や日本人向けの心理療法の注意点等について発表している。
【お問い合わせ】
事務局の本多 (yhonda@nipponclub.org) までお願い致します。
現在日本クラブでは、COVID-19の医療従事者へお弁当をデリバリーするプロジェクト
「Let’s Support COVID-19 Fighters! 〜NYの医療チームへお弁当を届けよう」を推進中です
お弁当への賛助金を募っておりますので、本ウエビナーへ参加ご登録の皆様には、趣旨にご賛同いただき、ぜひ任意でのご協力を宜しくお願いいたします。
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