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イベント詳細

日本クラブ/ニューヨーク日本商工会議所(JCCI)共催 パネルディスカッション&ネットワーキング イベント
『映画「PLAN 75」が問う生き方の選択 ~ 早川 千絵 監督をお迎えして』

昨年の第75回 カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でカメラドール(新人監督賞)で特別表彰され、第46回 日本アカデミー賞で脚本賞と、主演の倍賞千恵子が主演女優賞を受賞した、日本で大ヒット上映中の話題作「PLAN 75」の監督・脚本を務めた早川千絵氏を日本からお招きし、ニューヨークのパネリストと共に本映画にまつわるトピックでのパネル ディスカッションと、早川監督を交えての懇親ネットワーキング・イベントを開催します。

この映画は、翌日4月21日からマンハッタン、グリニッジビレッジにあるIFC (Independent Film Channel) Center で封切される予定です。映画公開の前夜祭イベントとして開催いたしますので、ぜひご参加ください。また、イベント参加者には特典として、チケット割引をご提供いたします。(チケットは現在発売中)今回パネルディスカッションのモデレーターは、日本アイ・ビー・エム(株)で戦略コンサルティングチームのパートナーとして活躍し、現在米国IBM本社に出向中、また京都大学経営管理大学院で客員准教授としてブレインヘルスケアの研究も行う大塚泰子氏です。

企画協力:Kim Stim / Mar Creation / CUPA

「75歳になったら生死を選ぶ社会」を描いた映画「PLAN 75」
75歳以上の高齢者に対して自らの生死の権利を保障し、支援する制度「PLAN 75」の施行に伴う制度の対象者たちや市役所の職員、スタッフの苦悩を描く。監督は本作が長編映画初監督となる早川千絵、主演は本作が9年ぶりの映画主演作となる倍賞千恵子。第95回アカデミー賞・外国語映画賞部門 日本代表作品。ニューヨークは、IFCセンターにて上映。

<インパーソン・イベント:イベントは日本語で行われます>

日時:4月20日(木)6:00pm~8:00pm
6:00~7:00pm パネルディスカッション/Q&A
7:00~8:00pm ネットワーキング(軽食・ドリンク)

場所: 日本クラブ 2F ローズルーム
(145 West 57th Street, New York, NY 10019)

参加費:会員 $25 / 一般・ゲスト $35(軽食・ドリンク込み)

パネリスト:
早川千絵 氏(映画監督・脚本家)
大塚泰子 氏(モデレーター、米IBM/京都大学経営管理大学院客員准教授)
平野共余子 氏(映画史研究者)
望月良子 氏(日米ソーシャルサービス “JASSI” 理事長/LORMA Advisory Service社長)

お申し込みはこちらから

 

■ パネリスト・プロフィール

早川 千絵
(映画監督・脚本家)

NYの美術大学School of Visual Artsで写真を専攻し独学で映像作品を制作。短編『ナイアガラ』が2014年カンヌ映画祭シネフォンダシヲン部門入選、ぴあフィルムフェスティバル グランプリ、ソウル国際女性映画祭 グランプリ、ウラジオストク国際映画祭 国際批評家連盟賞を受賞。18年、是枝裕和監督製作総指揮のオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一編『PLAN75』の監督・脚本を手がける。その短編からキャストを一新し、物語を再構築した本作にて、長編映画デビューを果たす。


大塚 泰子
(モデレーター、米IBM/京都大学経営管理大学院客員准教授)

日系コンサルティングファーム、総合系グローバルコンサルティングファームを経て、日本アイ・ビー・エム株式会社に戦略コンサルティングチームのパートナーとして参画。16年間に渡り、企業の成長戦略、中期経営計画策定および経営統合支援を中心に、幅広い業界の支援を行う。日本IBMにおけるサステナビリティー・コンサルティングのリーダーを担当。2022年7月からIBMコーポレーション(米国本社)に出向中(現職)。
Diversity & Inclusionや新卒研修のリードとしても複数年に渡る経験があり、特に女性や若手へのエンパワーメントに取り組んでいる。また祖母が認知症を患った経験から脳の健康に興味を持ち、2022年4月より京都大学経営管理大学院で、客員准教授としてブレインヘルスケアの研究を行っている。2021年8月より株式会社ニューズピックスの社外取締役(現エグゼクティブアドバイザー)。一般社団法人社外取締役女性ラボ 理事。京都大学法学部卒


平野 共余子(映画史研究者)

元Japan Society (NY) 映画部門担当(1986−2004年)。早稲田大学法学部、東京大学人文科学研究科比較文学比較文化専攻修士課程、東京大学新聞研究所を経て、1976年 旧ユーゴスラヴィア政府給費留学生としてベオグラード大学大学院に留学。1979年フルブライト奨学生としてNew York University (NYU)に留学し博士号(PhD in Cinema Studies)取得。NYU、 New School University、 Temple University Japan Campus、 東京大学、明治学院大学などでも非常勤講師を務めた。著書に『Mr. Smith Goes To Tokyo: Japanese Cinema Under the American Occupation 1945-1952』(Smithsonian Institution Press)、『天皇と接吻』(草思社)、『マンハッタンのKUROSAWA 英語字幕版はありますか?』(清流出版)、『日本の映画史 10のテーマ』(くろしお出版)等。国立映画アーカイブ評議委員、国立美術館運営委員。


望月 良子
(日米ソーシャルサービス “JASSI” 理事長/LORMA Advisory Service社長)

困った時の“駆け込み寺”とも呼ばれる非営利団体で、無料で福祉サービスを日英両語で提供する日米ソーシャルサービス(ジャシー)の理事になったのは、KPMG LLPに入社した1996年で、今年で27年となる。理事長には2015年に就任。コロナ防止のために外出禁止令が下りた際には、インターネットアクセスのない孤立しがちなシニアの方々に電話連絡を取ることを発案し、ボランティアの方々と共に142名のシニアメンバーに連絡し、ご要望に応じて安否確認サービスに繋げた。また、ジャシーに登録するシニアの約半数が一人暮らしなため、コロナ渦のシニアの孤立を防ぐため、毎週月曜日に集うオンライン茶話会を2020年3月から発足し、すでに138回実施している。

キャリアは、米国四大会計事務所のKPMG LLPとErnst Young LLPおよび大手法律事務所の McDermott, Will & Emery のパートナーとして、人事コンサルティング部門にて日系企業担当全米リーダーとしての経験を経て、2011年に望月良子法律事務所(LORMA)を設立し、アドバイザリー・サービスを提供している。LORMA創立10周年記念として、日本在住の学生を無料でニューヨークに招待するLORMA短期留学奨学金制度を設立。ニューヨーク州弁護士、米国公認会計士、米国報酬協会認定米国報酬・福利厚生専門士。ヒューストン大学でITを専攻。仕事をしながら夜間でバルーク大学でMBA取得、その後ニューヨークロースクールにて法学博士(JD)Cum Laude 取得。


お問い合わせ:info@nipponclub.org

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