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イベント詳細

「ねぷた灯篭」ワークショップ

ワークショップ
09 / 28 / 19
  • 青森の夏の風物詩、ねぶた(ねぷた)祭り。青森ねぶた、弘前ねぷたと並ぶ青森三大ねぶたの一つ五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)祭り。最も大きな物は高さ23m、重さ19t。7階建てのビルに相当する立佞武多が市街地を練り歩く様子は圧巻の一言です。毎年、8月4日から8日まで、「ヤッテマレ!」の掛け声とともに、3台の大型立佞武多と町内・学校・愛好会などで作られた中型・小型のねぷたと合わせ約15台でお祭りを盛り上げ、120万人を超える観光客で賑わいます。

     

    「立佞武多祭り」では毎年1台、大型ねぷたの新作が作られます。その年に合った題材の立佞武多が作られ、毎年違う立佞武多が楽しめます。新作は3年間使用された後、解体されます。

     

    日本クラブでは、数少ない立佞武多制作者の一人である福士裕朗(ふくし ひろあき)氏を講師に迎え、昨年解体された大型立佞武多(「津軽十三浦伝説・白髭水と夫婦梵鐘」作者:福士裕朗氏)の紙を再利用した灯籠「ねぷた灯篭」の制作ワークショップを開催いたします。ねぷた灯篭は、立佞武多の模様や紙が醸し出す温かみのある光が特徴です。ライト本体の大きさは高さ15センチ、直径10・5センチ。本体の周りに紙をそのまま貼り付けたり、花びらや星など好みの形に切って貼ったりして完成させます。ライトをつけると模様の鮮やかな色が浮かび上がります。「世界に一つだけの灯籠」を作ってみませんか。

     

    ワークショップでは、津軽の祭り笛文化を世界に発信するアイデンティティ溢れる熱き津軽笛奏者の佐藤ぶん太氏によるねぷた笛と福士裕朗氏の桶太鼓によるねぶた囃子(ばやし)の生演奏をお楽しみ頂く予定です。

     

    日時:2019年9月28日(土)
    時間:1:00 pm~3:00 pm (受付・開場 12:30 pm)
    場所:日本クラブ2階ローズルーム
    参加費:会員 $ 20、一般$25 (材料費込み)
    定員:40名
    お申し込み:まずお電話( 212-581-2223)、または E-mail (yhonda@nipponclub.org) でお申し込み後、参加費を9月26日までに事務局(本多)までご郵送下さい。なお、9月26日午後 5時以降のキャンセルはご返金致しかねますので、何卒ご了承下さい。

     

    講師: 福士裕朗(ふくしひろあき)立佞武多 (たちねぷた)制作者
    1981年五所川原市生まれ。青森公立大学経済学部・経営経済学科卒業。五所川原市役所・経済部観光物産課技能技師、立佞武多制作者。9歳で子どもねぷたの制作を開始し、大小合わせて約250台余りを制作。大型立佞武多の制作は、これまでに3作品。2015年にはブラジルサンパウロ市でデビューを飾った大型立佞武多のほか、2016年に銀座SONYビルで展示した「北海道新幹線開業記念立佞武多」も手掛けた。現在は6人いる弟子の指導にも力を入れており、2人を制作者としてデビューさせた。今後の目標は世界に向けて「たちねぷた」の迫力・スケールの大きさ・津軽のもつけ魂を発信していくこと。

    津軽笛奏者: 佐藤ぶん太、(さとうぶんた)
    津軽の祭り笛文化を世界に発信するアイデンティティ溢れる熱き横笛奏者。6人に1人が横笛を吹ける津軽において史上2番目の若さ(18歳)で囃子コンテスト初優勝。2011年には 青森県の夏祭り弘前ねぷた祭りで奏でられる囃子の笛合奏ギネス世界記録を目指す「ねぷた囃子でギネスに挑戦」を発案・主催し、実行委員長として3,742名でギネス世界記録を達成する。演奏活動では津軽笛の持つ力強さと独特の表現力を持ち味に郷土芸能の第一線で伝承活動を行い、また新たな形も追求し「伝承と創造 」を両立する国内外問わず好評を得ている。

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