日本クラブスペシャル・ウェビナー
「桐谷さえり氏によるニューヨーク近代美術館 MoMA名作案内」
日本クラブでは、親しみ易い作品解説で人気の現代美術家・桐谷さえり氏に、ニューヨーク近代美術館MoMAに所蔵されている芸術作品をご案内頂くスペシャルウェビナーを開催いたします。
マンハッタンのミッドタウンにあるMoMAは、アビー・アルドリッチ・ロックフェラー夫人が中心となり、3人の女性によって発案された美術館で、1929年に開館しました。モダンアートの殿堂として19世紀以降の絵画や彫刻を中心に写真やデザインなども幅広く展示されています。第二次世界大戦後、ニューヨークはパリに変わってアートの中心地になったこともあり、近代アートの歴史に重要な役割を果たしています。世界的にもとても影響力のある前衛美術館としても有名です。
今まで数回増改築されているMoMAの建物は、2004年の増改築時に日本人建築家の谷口吉生氏の設計が選ばれています。その後2014年には建築 、 視覚芸術 、 舞台芸術を統合したアメリカの学際的なデザインスタジオである「ディラー・スコフィディオ + レンフロ」によるデザインで、さらなる増改築がスタートし、5年をかけて昨年2019年10月に再オープンしました。
MoMAは、ゴッホ、ピカソ、モネ、マティス、セザンヌなどの著名な作家の代表作を多数所蔵していますが、この増改築により展示スペースが30%増え、より多くの多種多様なアーティストの作品が展示されるようになりました。また、アートだけではなく、建築、インテリア、写真などの分野も混在し、近代アートとの繋がりをより深く理解できるような、バラエティのある作品を鑑賞することができます。また、お洒落な中庭でも有名です。青空の下、彫刻に囲まれながらのんびりと時を過ごすことができます。クイーンズにはP.S.1と呼ばれている分館もあり、より前衛的で実験的な現代の作品が展示されています。
見どころ満載のMoMAですが、本ウェビナーでは、最新の見どころと有名作品をエクストリームにご案内頂きます。
日時:12月10日(木)7〜8PM EST
参加費:無料
(任意で医療従事者へのお弁当プロジェクトへ寄付)
The webinar will be held in Japanese, but The Nippon Club will be providing real-time subtitles in English through Wordly.
Instructor
桐谷 さえり(きりたに さえり)
金沢出身、ニューヨーク在住、サンフランシスコ州立大学、サンフランシスコ・アート・インスティ テュートにて学士終了、その後、ペンシルベニア大学大学院にて修士終了。ポーラ美術振興財団、文化庁、NY Foundation of Arts、ゴールドマンサックス・ギブズ、サン・ダルフォー社などから助成金授与。 ウィーン美術アカデミーにて客員アーティストとして滞在、ウィーン美術アカデミー、金沢大学、ニューヨーク大学などでも講演。ディエゴ・リベラ・ギャラリー、クロアチア・スプリッ ト美術館、金沢21世紀美術館、在オーストリア日本大使館などで個展。スミソニアン・ポートレート・ギャラリー、ボルティモア美術館、東京都美術館、ザグレブ美術館、ボスニア・ビエンナーレ、ルーブ美術館、イタリア・フラッシュアート展など、国際的なグループ展に参加。2021年4月に日本クラブで個展予定。
【お問い合わせ】本多 (yhonda@nipponclub.org) まで
現在日本クラブでは、COVID-19の医療従事者へお弁当をデリバリーするプロジェクト
「Let’s Support COVID-19 Fighters! 〜NYの医療チームへお弁当を届けよう」を推進中です
お弁当への賛助金を募っておりますので、本ウエビナーへ参加ご登録の皆様には、趣旨にご賛同いただき、ぜひ任意でのご協力を宜しくお願いいたします。
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