JCCI(JCC Fund)主催/日本クラブ協力:ニューヨーク日本商工会議所創立90周年記念チャリティー・サマーイベントを7月7日(木)に開催しました。
今年NY日本商工会議所創立90周年を記念して、毎年夏恒例のイベント、JCCI「チャリティーディナークルーズ」と日本クラブ「サマーフェスティバル」の2つのイベントを合同で、「ニューヨーク日本商工会議所(JCCI)創立90周年記念チャリティー・サマーイベント」”ウクライナを支援する夕べ”と題して、7月7日(木)にアメリカ最大のミュージアム、メトロポリタン美術館 にて開催いたしました。
カクテル・レセプションではマンハッタン・スクール・オブ・ミュージックでジャズ科専攻の学生の河崎ゆう子さん(ボーカル)をリーダーとしたMSMジャズトリオにご演奏いただきました。
司会はJCCI/日本クラブ 前田正明事務所長とChristina Maxwellさん。開会にあたり、本年度JCCI会頭に就任した米国三井物産株式会社社長の上野佐有会頭、本年度JCC Fund理事長に就任した北米三菱商事会社社長の高岡英則理事長、そして本年度日本クラブ会長に就任した米州住友商事会社社長兼CEOの和田知徳会長にご挨拶をいただきました。
会場となったデンドゥール神殿は、アメリカ政府がヌビアの遺跡保護を支援した感謝の印として、1967年にエジプト政府からアメリカに贈られたものです。神殿は、解体されなければアスワン・ハイ・ダムの建設によってナイル川に水没する運命にありました。デンドゥールの物語は、国や人種を超えた助け合いの精神の大切さを物語っています。
「ウクライナを支援する夕べ」のタイトルが示すように、このイベントの収益金はウクライナの人道支援・復興支援金として、チャリティー団体のAmericares(アメリケア)の Sarah Lowy(サラ・ロウイ)さんに、JCCファンド高岡理事長、JCCI上野会頭、日本クラブ和田会長のお三方より、3万ドルの小切手が贈呈されました。
小切手贈呈式の後はコンサートが始まりました。今年話題となったオペラAkhnaten(アクナーテン)の主役でグラミー賞を受賞したテノール歌手のAnthony Roth Costanzo(アンソニー・ロス・コスタンゾ)と、メトロポリタンオペラ・オーケストラの音楽家たちによる素晴らしい演奏の数々をお楽しみいただきました。
<演目>
■ Overture to The Barber of Seville (by Gioachino Rossini)
■ “Stille amare” from the opera Tolomeo (by George Frideric Handel)
■ “Vivi Tiranno” from the opera Rodelinda (by George Frideric Handel)
■ “Che farò senza Euridice” from the opera Orfeo (by Christoph Willibald Gluck)
■ “Pour l’Egyptienne” from Six épigraphes antiques for piano (by Claude Debussy)
■ “Liquid Days” from the album Songs from Liquid Days (by Philip Glass)
■ “The Encounter” from the movie 1000 Airplanes on the Roof (by Philip Glass)
このイベントの趣旨にご賛同いただき、ご協賛いただきました29社の会員企業の皆様に心より御礼申し上げます。また、イベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。