日本クラブスペシャル・ウェビナー
「今津秀邦監督の解説で楽しむ 北海道の大自然と野生動物たちの旅」を開催しました
NY時間 :6月11日(木)午後7時〜8時
日本時間:6月12日(金)午前8時〜9時
(今津監督は日本在住ですが、早朝のご出演を快くお引き受け下さいました。)
日本クラブでは、長期に渡る自宅待機中の皆様に、ひとときの安らぎをお届けしたいという思いから実現したウェビナー「今津秀邦監督の解説で楽しむ 北海道の大自然と野生動物たちの旅」を開催いたしました。
旭川市在住の今津秀邦監督にご参加いただき、北海道の大自然と野生動物たちの生態を描いた映画「生きとし生けるもの」の20分間試写会と、同映画の監督である今津氏へのインタビュー、そして視聴者からの質疑応答が行われました。キツネの親子は再会できたのか? 映画のサブタイトル”一度限りの永遠”という意味についてなど、今津監督だけが知る裏話や興味深いお話をお伺いすることができました。
映画を除いた、当日のウェビナーの様子を下記よりご覧いただけます。
▼ 視聴者の皆様からのご感想
“子ぎつねがお母さんを待つのではなく、自ら外に出る事を決意して駆け出していく後ろ姿に背中を押された気がします”
“監督の自然に生きるものは昆虫の幼虫だろうが天然記念物の鹿だろうが平等との想いが特に印象的でした”
“どのシーンも目を見張るものがありました。 特に狐の家族のシーンと熊の鮭を取るシーンが良かった”
“フィルムの内容も素晴らしく、今津監督のお人柄・お仕事への姿勢にも感銘を受けました”
“やはりシャチを追うシーンや 白鳥の飛来するシーンは かなりのスピードで どう撮影したのだろう….と同時に 自分もその生き物で一緒に生活してるかの様なシーンに自然と溶け込めたのが見た後でじわじわと来るものがありました”
映画: 「生きとし生けるもの」
北海道の大自然で生きる野生動物たちの姿をとらえたドキュメンタリー映画。長年にわたって旭山動物園のポスター写真などを撮影してきた北海道在住の写真家・今津秀邦が初監督を務め、約5年の歳月をかけて完成させた。一斉に飛び立つ8万羽のマガンや子育て中のキタキツネ、故郷の川へ遡上するシロザケとそれを待ち構えるエゾヒグマなど、生き物たちのありのままの姿を臨場感たっぷりに映し出していく。旭山動物園の元園長・小菅正夫氏が監修を手掛け、俳優の津川雅彦がナレーションを担当。
講師: 今津秀邦 (いまづ ひでくに)
1968年北海道旭川市生まれ。日本映画学校卒。写真家の父・今津秀雄(写真集『キタキツネの季節』ほか)の影響を受け、幼少時代からカメラを持ちはじめる。高校時代には本格的に北海道の動物写真の撮影を開始し、Kodak.CAPA杯全国高校生グランプリなどを受賞。その後も動物たちの自然な姿をとらえ続け、2002年からは旭山動物園のポスター・パンフレットの撮影を担当。動物写真家として「写真展 旭山動物園」を全国各地で開催する傍ら、旭山動物園写真撮影会の講師を行う。旭山動物園の写真絵本『うぁー、すごーい』(エムジー・コーポレーション)を出版。『旭山動物園ガイドブック』(エムジー・コーポレーション)、『旭山動物園の奇跡』(扶桑社)『感動! 旭山動物園』(主婦と生活社)など、旭山動物園関連の書籍多数に写真を提供している。
インタビュアー:前田正明 日本クラブ事務局長代行・JCCI専務理事代行
(技術監修:本下昌彦 / MSS-New York, Inc.)
今回、お忙しい合間を縫って無償でお話頂きました今津監督には心より感謝を申し上げます。
今後も引き続き、日本クラブでは皆さまのお役に立てるウェビナーを企画しておりますので、ご意見・ご希望がございましたら、メールにてご連絡ください。