日本クラブWEBギャラリー「江戸の縁起物」
バーチャル・オープニングレセプション & バーチャル・新年シニア会
日本クラブWEBギャラリーでは、1月14日から2月17日まで、特別企画展「江戸の縁起物」を開催します。本展では、火除けのおまじない「算盤たぬき」、地震除けの「地震なまず」、千客万来の「招き河童」などなど、江戸末期から続く江戸小玩具の老舗「助六」が厳選した縁起物の数々をご紹介します。
オープニングレセプションでは、「助六」5代目主人の木村吉隆氏に小玩具を1点ずつ洒脱な語りでご紹介頂いたのち、二代目林家木久蔵師匠によるお目出度い落語をお楽しみ頂きます。
日時:2021年1月14日(木)NY時間 午後7時〜8時
参加費:無料(任意で医療従事者へのお弁当プロジェクトへ寄付)
先着500名様
<写真キャプション>
算盤狸(そろばんだぬき)「火除けのおまじない、商売繁盛」
たぬきは商売繁盛の縁起物として親しまれていますが、こちらの算盤狸は「そろばん玉が火の粉をはじく」という案で助六が作り出した狸で、火事に悩まされた江戸では一番人気でした。
ゲスト
木村吉隆(きむらよしたか)
1937年、浅草生れ。 慶應義塾大学経済学部卒。18年間商社で勤めた後、1977年、42歳で助六を継ぎ、現在に至る。江戸趣味小玩具「助六」五代目店主。手間暇かけた精緻な職人の仕事と、江戸以来の小玩具文化を今に伝える。著書に、「江戸の縁起物 – 浅草仲見世助六物語」亜紀書房、「江戸暦 江戸暮らし – 浅草仲見世助六 江戸趣味小玩具」亜紀書房、藤井恵子編著「浅草 老舗旦那のランチ」小学館など。
二代目林家木久蔵(はやしやきくぞう)
1975年東京都生まれ。玉川大学文学部芸術学科卒業後、父親でもある、初代・林家木久蔵(現在の林家木久扇)に入門。2007年9月真打に昇進し、二代目・林家木久蔵を襲名。落語以外にも、テレビ出演や講演など活動の場を広げている。著書 『がんばらない子育て』(木久扇との共著)などを出版。
お問い合わせ: gallery@nipponclub.org