イベント詳細
日本と米国のがん保険-がんになった時のお金
- トークイベント
- 09 / 25 / 19
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日本クラブ・NY商工会議所共催
協力:SHARE日本語プログラム今春開催した講演会では「経験者が語る 知って欲しいNYの医療システム」をタイトルにSHARE日本語プログラム代表で乳がん闘病体験者であるブロディー愛子氏にお話し頂きました。
今回は日本在住のファイナンシャルプランナーで乳がんサバイバーの黒田尚子氏と、NY在住で生命保険・医療保険免許を持つファイナンシャルアドバイザーの比嘉啓子氏のお二人を招いて、「日本と米国のがん保険-がんになった時のお金」をテーマにお話し頂きます。司会:沼田靖子
講演内容
①日本でのがん保険事情-黒田尚子
■医療保険制度のしくみ~保険診療、自由診療、先進医療(保険外併用療養)の違い
日本の健康保険など公的制度が適用される「保険診療」と、適用されない「自由診療」、これらを併用可能な混合診療が例外的に認められている「先進医療」(保険外併用療養)などについて説明。また、健康保険の「高額療養費」や「傷病手当金」といった、日本のがん患者が良く利用している公的制度を紹介。
■「保険」について~がん保障の特徴 、最近のがん保険等のトレンド
日本の場合、がんを保障する民間保険として「がん保険」や「医療保険」が一般的だが、近年は、「就業不能保険」やがんに罹患したら住宅ローン返済が不要の「がん団信付住宅ローン」など、さまざまな商品が登場している。日本における最近のがん保険のトレンドについて解説。
■「患者支援」について~最近のがん患者さんの相談の傾向と社会経済的問題への支援
就労やお金、結婚、妊娠など、日本ではがん患者の「社会経済的な問題」について注目が集まっている。それに対する国や医療機関の支援の動きや、ファイナンシャルプランナーかつがんサバイバーとしての黒田氏の取り組みや活動について紹介。②米国のがん保険-比嘉啓子
■アメリカにがん保険はあるのか?
ファイナンシャルアドバイザーとして顧客のファイナンシャルプランに携わっている比嘉氏が米国での二通りの保険を紹介。
■がん保険に入るときの手続きの流れ、申し込みから保険が下りるまで。
■保険料と、保障額、保障金(給付金)の受け取りの方法。
■実際に入る際の注意事項、がんになってしまうとがん保険はもう入れないのか?■日時:9/25(水) 18:00~20:00
講演18:00~19:30、懇親会19:30~20:00
■会場:日本クラブ5階さくらルーム(5階)
■主催:日本クラブ、商工会議所共催
■参加費:日本クラブ/JCCI会員無料、一般$5
当日チェック(宛先:The Nippon Club)または現金でお支払いください。
■席に限りがございますので事前にご予約をお願い致します。
ご予約:電話212-581-2223 または info@nipponclub.orgプロフィール
黒田尚子:CFP® CNJ認定乳がん体験者コーディネーター、消費生活専門相談員資格
1969年富山県出身。千葉県在住。立命館大学法学部修了後、(株)日本総合研究所に入社。在職中にFP資格を取得後に同社退社。1998年4月にFPとして独立。2009年12月の乳がん告知を受け、2011年3月に乳がん体験者コーディネーター資格を取得するなど、自らの実体験から、がんをはじめとした病気に対する経済的備えの重要性を訴える活動を行う。著書に「がんとお金の本」(Bkc)、「がんとお金の真実」(セールス手帖社)など多数。比嘉啓子:ファイナンシャルアドバイザー
ユタ大学卒業、ニューヘブン大学でMBA取得後、外国為替トレーダー/投資顧問会社で会計担当。その間にニューヨーク州と連邦証券取引免許取得。2000年にAXAアドバイザーズでコンサルタントを経て2009年よりインデペンデントのファイナンシャルアドバイザー事務所DIPEOLA FINANCIAL GROUPに席をおき現在にいたる。米国証券取引免許、生命保険免許、医療保険免許、インベストメントアドバイザー免許、メディケア―保険取扱資格を取得。沼田靖子:ジャーナリスト・フリーアナウンサー・健康ナビゲーター
NHKのニュース取材やさくらラジオキャスターとしてNYで活躍。人気番組「ラジオドクター」では、アメリカで活躍する日本人医師のインタビュアーを担当。また日本では、NHKの健康番組キャスターを長年していた経験もあり、健康や医療に造詣が深い。