日本クラブ/JCCI会員限定 アート鑑賞レセプション
開催日時:9月28日(火) 6:30 ~ 8:00PM
場所:High Line Nineギャラリー
507 W 27th Street, New York, NY Gallery 4 (View Map)
秋の気配も深まり涼しい日々が続く今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?まだパンデミックが続いている状況ではありますが、ニューヨークの街はイベントや劇場なども徐々にオープンし、少しずつではありますが再開の兆しを見せている様相です。
さて日本クラブ/JCCIでは過去1年間、イベントはウェビナーを中心にオンラインに移行して継続して参りましたが、インパーソン・イベントの再開については、クラブ会館の部屋がまだ全てオープンしておりませんので、会館外の会場での開催も視野に入れて企画をしております。
来たる9月28日(火)、日本クラブ/JCCIの会員限定、マンハッタンで今一番注目されているハドソンヤード地区にあるアート展示スペース ”High Line Nine”ギャラリーにて、米国生まれで日本人のルーツを持ち、ニューヨークタイムズから高い評価を受けている著名なアーティスト、マコトフジムラ氏の代表作を鑑賞し、作品についての解説を聞きながらゲストと交流し、歓談する「プライベート鑑賞会イベント」を開催いたします。
また、音楽パフォーマンスとして、メトロポリタン・オペラ・オーケストラのハープ奏者・安楽真理子さんの演奏もございます。素晴らしいハープの音色と共に、どうぞ素敵な時間をお楽しみください。今回のイベントは、三井不動産様と伊藤忠インターナショナル様のサポートとご協力により実現いたしました。皆様のご参加をお待ちしております。尚、ギャラリースペースの広さと感染症対策のため、参加人数に40名の制限がございます。どうぞお早めにお申し込み下さい。
※ご参加の皆様には、当日ワクチン接種完了から14日以上経過している証明の提示が必要となります。ワクチン接種証明とご本人様確認のためのID(ワクチン接種証明のお名前と一致するもの)をご来場時に入口でご提示をお願いします。また、マスク着用を推奨いたします。
※いずれかの接種証明書をご提示ください:NYC COVID Safe App、Excelsior Pass、CDC Vaccination Card(写真可)、NYC Vaccination Record
作家マコトフジムラ氏のご挨拶
メトロポリタンオペラのハープ奏者 安楽真理子氏のライブ演奏
Carlos Salzedo “Quietude” and “Introspection” and Gabriel Fauré “Impromptu, Op.86”
ネットワーキング(アーティスト含む)
※ 1ドリンク付
無料
(任意で医療従事者へのお弁当プロジェクトへ寄付)
※先着40名様のみ
下記のメールアドレスにお申し込み下さい。
membership@nipponclub.org
(お電話でのお申し込みは受け付けておりませんのでご注意ください)
「記憶」
“Re-membrance”
水の上を歩く- 嵐の目 | 36” x 56” | 2021年
ポリッシュドキャンバス上の粉砕された群青と緑青
Copyright ©MakotoFujimura
水の上を歩く-氷河 | 84 “x 144” | 2020 年
ポリッシュドキャンバス上の群青と緑青
Copyright ©MakotoFujimura
「リメンブランス」について
High Line Nineでは、マコトフジムラによる記念碑的な個展「Re-membrance」を9月に開催しています。フジムラはアメリカ生まれの日本ルーツのアーティストであり、伝統的な日本画の素材を使用し、宇宙時代の素材と融合させて独特の現代的な表現を形成しています。フジムラは「スローアート」運動の第一人者であり、彼の作品はニューヨークタイムズのデイヴィッド・ブルックスによって「時間の早まりに対する小さな反逆」と評されています。
この「リメンブランス」展では、フジムラは、私たちの時代のトラウマから生み出された超越的な美しさの3つの新しい主要な作品を紹介します:2001年の9.11テロ攻撃(今年9月に20周年を迎えました。)、2011年3月11日の東日本大震災、津波、進行中の核メルトダウン、そして1999年のコロンバイン高校銃乱射事件。
High Line Nineギャラリーについて
High Line Nineは、チェルシーのプレミアギャラリー地区の中心部に所在し、9つの吹き抜けの天井窓がある展示スペースを持つ、非営利の学際的なギャラリーで、あらゆる形態の芸術を紹介する場所を提供しています。
High Line Nineは、市内のトップ文化施設と緊密に連携し、さまざまな展示会を開催しており、著名なアーティストにスタジオスペースを提供し、豊富な教育プログラムと継続的なパフォーマンスを無料で一般に公開しています。High Line Nineでは、アート全般を通じて、人種のるつぼであるニューヨークの多彩なコミュニティの繁栄と促進に日々取り組んでいます。
マコトフジムラ
Makoto Fujimura is a leading contemporary artist whose process driven, refractive “slow art” has been described by David Brooks of New York Times as “a small rebellion against the quickening of time”. A Presidential appointee to the National Council on the Arts from 2003-2009, Fujimura served as an international advocate for the arts, speaking with decision makers and advising governmental policies on the arts. In 2014, the American Academy of Religion named Makoto Fujimura as its “2014 Religion and the Arts” award recipient. He has had numerous museum exhibits including Tikotin Museum in Israel and Gonzaga Jundt Museum. Robert Kushner, in the mid 90’s, wrote about Fujimura’s art in Art in America: “The idea of forging a new kind of art, about hope, healing, redemption, refuge, while maintaining visual sophistication and intellectual integrity is a growing movement, one which finds Makoto Fujimura’s work at the vanguard.” Fujimura has authored 4 books, and his new book Art+Faith: A Theology of Making (Yale Press) has been called by poet Christian Wiman “a tonic for our atomized time”.
Educated bi-culturally between the U.S. and Japan, Fujimura graduated from Bucknell University in 1983 and received an M.F.A. from Tokyo National University of Fine Arts and Music with a Japanese Governmental Scholarship. His thesis painting was purchased by the university, and he was invited to study in the Japanese Painting Doctorate program.
Fujimura is married to Haejin Shim Fujimura, the Managing Partner of Shim & Associates, P.C. and the CEO of Embers International, Inc. They work together to connect creation of beauty with bringing justice into the world to end human trafficking in our generation.
安楽 真理子
(ハープ奏者、メトロポリタン・オペラ・オーケストラ)
東京生まれ。1995年、ジュリアード音楽院大学院在学中メトロポリタン歌劇場管弦楽団の専属ハーピストに就任。同年、ニューヨーク・コンサート・アーティスト・ギルド・コンクール優勝。1989年第1回日本ハープ・コンクール優勝。1992年イスラエル国際ハープ・コンテスト第3位入賞、パール・シャートック賞受賞。1993年プロ・ムジシス財団国際賞を日本人として初めて受賞後、世界主要都市でデビューリサイタルを開き好評を博す。ソロ、室内楽演奏活動を続ける傍ら、ユニセフ・チャリティー・コンサートやボランティア演奏活動なども積極的に行っている。日本伝統音楽奏者や僧侶と共演する細川俊夫の作品をヨーロッパ各地で初演するなど、ハープのレパートリーを拡充し現代音楽にも積極的に取り組んでいる。旧東芝EMIから4枚のソロCDをリリース。ベルリン・フィル・フルート奏者エマニュエル・パユとフルート&ハープのCDもリリースしている。上智大学で東洋美術史を学ぶ。ジュリアード音楽院及び同大学院を修了し、トロント王立音楽院で学位を取得。現在マンハッタン音楽院講師。また、毎夏札幌で行われるPMF音楽祭(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)教授。井上久美子、ジュディー・ローマン、ナンシー・アレンに師事。
クリスティーナ・マックスウェル
(High Line Nine Gallery エグゼクティブ・ディレクター)
Christina Maxwell currently works for Related Companies as the Executive Director of High Line Nine Galleries and as a leader on Art & Culture Special Projects throughout the Related portfolio. Experienced in many facets of the arts sector, Maxwell is a published writer, singer, actress and public speaker. Most recently, Maxwell performed with the Metropolitan Opera Orchestra musicians on EDGE for the 4th of July, and can currently be seen on television as the new face and voice of the HUMIRA National commercial campaign. Maxwell also serves as a Pediatric Oncology Arts Therapist for the New York City nonprofit, RipRap, providing one-on-one music and art sessions to children battling cancer. During her undergraduate studies at the University of Michigan, Maxwell was awarded the prestigious UMS 21st Century Artist internship and Actors Equity Association Award, and founded Music at Mott, an outreach program bringing hope to patients at Mott Children’s Hospital.