女優・AKO DACHS 「SHOGUN 将軍」から歌舞伎の原点「出雲のお国」へ
第一部では、ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』*の舞台裏、世界的にヒットした理由、そしてその魅力についてお話しいただきます。
第二部は、歌舞伎の始まりを作ったと言われる女性芸能者、『出雲阿国』。今年11月に初上演される同作の二人芝居を自ら出演、演出、プロデュースしました。女性が禁じられてきた日本が誇る歌舞伎の新たな可能性と、その魅惑の世界を、舞台でどう表現するのか、そしてその見どころを語っていただきます。 このトークイベントの司会進行は合田沙おりが務めます。
AKO DACHSは、福井県に生まれ、東京で育った。子供の頃から役者の世界に入り、宝塚歌劇団での7年のキャリアの経て、1981年に拠点をアメリカに移し、ニューヨークに移住。その後、オフ・ブロードウェイ・舞台、テレビ、映画と幅広く活躍し、2018年に日英語劇団『AMATERASU ZA』を設立。、『SHOGUN 将軍』の成功を経て、今秋、歌舞伎の原点とも言える『出雲の阿国』(二人芝居) を自ら出演、演出、プロデュースし、さらなる女優の道を追求する。
*真田広之主演のドラマ『SHOGUN 将軍』は、ジェームズ・クラヴェルの1975年の同名小説を原作とし、戦国時代の後期1600年の日本を舞台にした、時代劇リミテッドシリーズドラマ。FX製作、Huluなどで配信。Ako Dachsは大蓉院（高台院）を演じる。
AKO DACHS
宝塚音楽学校在籍中に毎日音楽コンクール声楽部門4位入賞。宝塚音楽学校首席卒業:社長賞、優等賞受賞。歌劇団月組で芸名は夏海陽子:新人賞、歌唱賞、演技賞、努力賞など受賞。退団後は藤間紫門下となり師範名執「藤間公紫」をいただく。NHK歌唱コンクールに入賞。日本でTV舞台に多数出演後、ニューヨークに渡る。永住権を取得後、米国で俳優として活躍。2019年にはPrimary Stagesの「GOD SAID THIS」のまさこ役でルシル・ローテル・主演女優賞にアジア人では初めてノミネートされる。2018年に日米両語の非営利劇団 AMATERASU ZAを立ち上げ、芸術監督として現在に至る。2024年公開の米国FX/Disney+ シリーズ「SHOGUN 将軍」に伊代の方/大蓉院役で出演。
合田 沙おり
日本での劇団活動を経て2009年に渡米。 俳優、声優。 主演映画「マイドーターよしこ」で主演女優賞など３賞を受賞。 芥川賞受賞小説の映画「カクテルパーティー」、NBCの「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」と「ラブユアセルフィー」に加え、NHKの「体感★新生ラスベガス〜進化するエンタメの殿堂〜」「沈没船クエスト」、日本テレビの「笑ってコラえて」、TBSの「サンデージャポン」、一昨年はオフブロードウェイで「忠臣蔵」に出演。 ワシントンDC桜祭り等の全米各地でのMCや、ナレーター、声優としても活動。
