展覧会
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創業180年以上の老舗、人形問屋「久月」の逸品が集結!
「~芸術性の調和、日本人形と伝統工芸~」
会期 2024年11月14日(木)〜 11月20日(水)
連獅子人形(間口64×奥行26×高さ37㎝、正絹生地/石膏/胡粉/生糸)
歌舞伎の演目「連獅子」の舞を表現したお人形。日本ではお祝い事の贈答品として知られる。
徳川家康公 甲冑立像(間口44×奥行27×高さ86㎝、金属/布/正絹組紐)
戦国時代の英雄・徳川家康公の甲冑立像。五月人形の伝統工芸士が手作業で仕立てた逸品。
日本クラブでは、2024年11月14日(木)から11月20日(水)まで、創業180年以上を誇る日本の老舗人形問屋、久月による展示会「~芸術性の調和、日本人形と伝統工芸~」を開催いたします。
本展では、江戸時代から続く久月が厳選した逸品を通じて、人形をはじめとする日本の伝統工芸を紹介いたします。箔、漆、染色、織りなど、日本各地に根付いた伝統技術を駆使した日本人形は、まさに「芸術性の調和」と呼ぶにふさわしい伝統工芸品です。
雛人形や五月人形といった節句人形をはじめ、女性の優美な姿を表現する尾山人形や、古典芸能をモチーフにした華やかな連獅子人形など、多彩な日本人形が展示されます。
日本では出産や結婚といった祝い事に人形を贈る伝統があり、人形は単なる玩具や飾り物を超え、長く人々に親しまれています。本展では、人形を通して日本の伝統工芸と共に受け継がれてきた日本人の心にも触れていただける絶好の機会です。
皆様にご来場いただき、日本の伝統文化の新たな価値を発見していただければ幸いです。
心よりお待ちしております。
■展示内容
1.芸術性の調和、日本人形と伝統工芸
地域に根差す様々な伝統工芸を使った日本人形をはじめとする伝統工芸品を展示致します。
2.祝い事文化と人形
節句に代表される日本の祝い事文化に根差した縁起物としての人形を展示致します。
3.匠の技と伝統工芸
伝統工芸士の資格を持つ作家の作品など、匠の技が光る逸品をご紹介致します。
4.伝統と革新
人気のアニメキャラクターや映画キャラクターとのコラボ作品をはじめ、衣装デザイナーとのコラボ作品など、現代のクリエイティブな感性と伝統技術が見事に融合した作品を展示致します。
5.民芸品としての人形
手工芸の中でもとりわけ民芸品として発展した人形や、地域に根差した他の民芸品や郷土玩具などの展示。人形作りの材料なども展示致します。